ブログを趣味でやっていますが、裏の顔としてクリエイター・アプリ開発者です。
個人的に次のようなソフトを使っています。
- クリスタ
- Photoshop
- AE(After Effects)
- 動画編集ソフト(DaVinci Resolve Fusion)
- 3Dソフト(最近はBlenderですが昔はMayaやSoftimage 3D、メタセコなども使ってきました)
- Untiy(ゲームエンジン、Unreal Engine(アンリアルエンジン)などの利用も検討しています)
利用用途は主にグラフィックおよびVsCodeでプログラミングです。なのでクリエイターPCはわりとよくわかっているかも。ハイスペックの構成も紹介しますが、お金がない人に安くする方法も紹介していきます。
Photoshop・Blender・AE(After Effects)におすすめのクリエイターPCで安いのは?(デスクトップWindows/Macノート)
選び方は次のような感じです。
- メモリ32GB以上(できれば64GB)
- CPU:i9以上(i7でもいいが今からかうならCore i9、Core Ultra 9やRyzen 9)、特にAfter Effects、DaVinci Resolve Fusion、Blender、Cinema 4D、Mayaを仕事として使うなら9でしょう。Macbook ProならMax以外選択肢になりません。
- グラフィックボード:NVIDIA GeForce RTX(AMDよりNVIDIA)
- モニタサイズは家のみで使うなら大きい方が使いやすいですが外部モニタを使う手はあります。サブ機の持ち運びなら12インチ、13インチもありでしょう。
- SSD:1TB以上ですが2TBにしたいところ
グラフィックで悩み方もいるでしょう。
NvidiaのGPUのグレード
RTX > GTX > GT > GTS > GS > G >無印
左ほどグレードが高いです。その後の数字は高いほど、新世代高性能です。
末尾も差があります。
Ti >Super > 無印 の順に性能が高いです。
Core i9、Ryzen 9、Core Ultra 9(もしくは7)か、CPUで若干悩む方もいるでしょう。
まだ100%確実ではないけれど、今日テスト計算(Fluent, 4M要素, 16 cores)してもらったところ、Core i9-13900K < Ryzen 9 9950X < Core Ultra 9 285K だった。概ね20-30%程度ずつの差。
— maz (@dynamicsoar) November 18, 2024
たまたま差が出やすいケースだったのかもしれないが、ここまで明確に出るとは思わなかったので意外。
ベンチマークの差です。
CPU Benchmark Performance: Science
https://www.anandtech.com/show/18795/the-amd-ryzen-7-7800x3d-review-a-simpler-slice-of-v-cache-for-gaming/3
Core UltraとRyzenの性能差はそれほどない気もするので、安いを重視するならRyzenの方がおすすめでしょう。
サイコムのクリエイターPCで[カスタマイズ・お見積もりをおして、いじってみるとだいたいのお値段の感覚がわかります。
サイコムはクリエイターPC以外に静音PCや水冷PC、ゲーミングPCを販売しています。いずれも柔軟にカスタマイズできるためこれらでもいい気がします。
もしくはMacbook ProのMaxです。
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Adobeの快適スペックもあがっているため、現在はメモリ16GBではとても足りません。32GB以上を選びましょう。
メーカーよりまずスペックを満たしているPCを探した方がよさそうです。あとは熱やデザインなどですよね。安くても40万以上、本格的に力を入れている方は100万近く使っている方もいますね。
お金がなく20万程度でなんとかしたい場合はBTOのデスクトップパソコンがおすすめでしょう。
MDL.makeは安いメーカー。
Amazonも意外と安いです。
ゲーミングPCとクリエイターPCの違い
厳密な線引きはない気もしますが、ゲーミングPCよりクリエイターPCの方がハイスペックPC構成になります。PCはパーツ構成の組み合わせです。ゲーミングPCなのかクリエイターPCなのかというより、CPU、グラフィック、メモリ、SSDなどの1つ1つパーツをみて、グラフィックソフトウェアが快適に使える基準を上回っているのかを判断したらいいでしょう。
とはいえそんな難しくなく
ハイスペックほどよい(ハイスペックで安価ならいうことなし)。
グラフィックが特に大事でNVIDIAを選びましょう。
Radeonはゲームに特化しているためクリエイター向けではありません。
とりわけ画像生成やレンダリング速度等が求められることから、
GeForce RTX
を選ぶ人が多いです。クリエイターでゲームも好きな人も多いと思いますが、その場合もGeForce RTXシリーズの値が大きいものを選んでおけばOKです。
クリエイターPCを探している場合、OpenGLに特化したQuadroという言葉を聞いた人はいるかもしれません。ただ、それは少し古い情報です。
現在、Quadroは「NVIDIA RTX™ A」や「NVIDIA T」というシリーズ名に代替わりしており、Quadroのブランド名は継承されていません
https://dosparaplus.com/library/details/001019.html
もうひとつは、VRAM容量が多いものを選びましょう。
WIndowsのクリエイターPCの場合、最低でも12GB以上。用途によっては16GB~24GBを範疇にいれましょう。多ければ多いほどよいです。MACのメモリはユニファイドメモリとして共有されます。従来のVRAMの概念とは異なるためMac購入時は気にする必要ありません。MシリーズのMAXを選べばOKです。
外部モニタを買う場合、クリエイターは色再現性や視野角を重視しているため、その辺りを見て選ぶとよいでしょう。
Windows PCの場合
Windows PCの方が安価です。デスクトップの動画編集専用のクリエイターPCを使われている方が多いですね。BTO PCの場合、好きにカスタマイズできます。いくつかピックアップします。
- 日本のサイコム(クリエイター専用モデルに力をいれる) ←おすすめ
- 日本のマウスコンピューター(BTOパソコン)
- 日本のパソコン工房(BTOパソコンで安い)
- 日本のフロンティア(BTOパソコンで安い)
- 台湾のエイサー(裸眼で3Dが立体にできるPCを開発) ←気になる
- アメリカのhp(世界シェア2位)
- アメリカのApple Macbook(デザインがよい) ←おすすめ
Adobe After Effects使いのサンゼさん監修で、Adobeやダヴィンチリゾルブ、Blenderなどのベンチマークなどが公開されています。
サイコムのメモリは64GBまでカスタマイズできます。
サイコムはクリエイターPC以外に静音PCや水冷PC、ゲーミングPCを販売しています。いずれも柔軟にカスタマイズできるためこれらでもいい気がします。
マウスコンピューターはAmazonでお得に買えます。コスパはよいです。
hpはデザインが特徴的です。
公式サイトで安く手に入るかもしれません。
裸眼で3Dが立体にできるPCは、CGデザイナーだったり3DCG界隈の方はご存知の方も多いと思いますが、それ以外の方は知らない方もいるかもですね。
ただ、ちょっと目の疲れなどもありますから、サブのPCで金銭的に余裕がある人向けですかね。
台湾のAcerがだしています。
Macbook Proの場合
Macbook ProはMAXチップでメモリ32GBメモリ以上がおすすめです。
Macbook Airはメモリが小さいためクリエイター向けではありません。
料金が高い場合は1世代前の型落ち新品を狙うのは手です。Amazonギフト券などを使って安く買いました。
Macはものはいいと思いますが、値段がネックで最安の構成でも40万近くになります。
Qoo10(キューテン)というサイトはいろいろな家電量販店が出店していてmacbookも安いです。eBay Japanが運営しています。
もしくはWindowsにするかです。
お金がないから20万円代?Photoshop・Blender・AE(After Effectsのノートパソコン・デスクトップPCで安いのは?
お金がない場合はBTOパソコンがよいサービスです。
Core UltraとRyzenの性能差はそれほどない気もするので、安いを重視するならRyzenの方がおすすめでしょう。
もしも予算の関係で妥協するならSSDです。メモリやSSDは後から拡張もできるものもあります。
メモリは32GBのせたいですが、SSDは外部HDDなどを使えば妥協しやすいです。
MDL.makeというゲーミングPCメーカーが安いです。
トラブルが起こってしまった場合、店舗に持ち込みたい場合は、パソコン工房がおすすめで安いです。フロンティアのセールにのるのもありでしょう。パソコン工房やフロンティアは昔からある老舗です。
Amazonのギフト券が余っているのならマウスコンピュータもよい手でしょう。
動画編集におすすめのPC
詳しくはこちらの記事にまとめました。
surfaceはクリエイターPCとしてどうなの?
surfaceProをクリエイターPCとして使ったことがあります。
サブ機ならいいですけど、メインはきついですね。メイン機にするならメモリは最大限のせましょう。
Surfaceは価格が高いため、狙うなら1世代前の型落ち新品です。
Surface LaptopやSurfaceProのデメリットは個人的にサファイアやデューン色を選びたいのですが、ハイスペックにする場合はプラチナとブラックしか選べないことです。プラチナとブラックもアッパーは異なるスペックです。マイクロソフトさんにはぜひ改善してもらいたいですね。
メモリは16GBはNG?32GBと64GBは!どっち!?
まず口コミをみてみましょう。
メモリ32GBぐらい積んどけばいいかって思ってたけど、やっぱ64積んでおけばよかったなって最近ずっと思ってる。Photoshopでクソデカ絵描いてると割りとカクつく。
— 霧島らいてふ🎪ヴァンデラー🍏こくみん🍏 (@RaitehuV) August 19, 2023
エンジニア界隈のPCスペックの話がたくさん流れてくるけど、デジタル絵描きも設備投資をケチるだけ損なんだよなぁ。特にメモリは最近のPhotoshopだと大量に食うし、色確認用のディスプレイは4Kで27inchくらいあると粗が見やすくなって仕上げのクオリティ上がったりします。
— よー清水🐧画集発売中 (@you629) November 26, 2018
メモリ8GBで制作を続けてきたんですが、最近Photoshopが駄々こねて仕方がないので、「メモリ多ければいいんでしょう????!!!!!」と素人考えで32GBまで増設しました。今の所おとなしく服従しています。
— もの久保:画集『ねなしがみ』発売中 (@13033303) August 19, 2020
らくれ氏
— FF14の暇潰士 らくれさん (@RacreaCastor_FF) August 1, 2020
・FF14
・Photoshop
・Premiere
・Chrome
・テレワーク用仮想PC(Hyper-V 割り当てメモリ4GB)
を同時に立ち上げる事が多くなり、
メモリ16GB→32GBへの増設を決意するΦωΦ
3DCGやAEならもちろん32GB以上です。予算に余裕がある方なら64GBでもいいでしょう。メモリは大きいほど基本的にいいので。
Photoshopはメモリは16GBでもなんとか使えるのですけど、近年のPhotoshop CCは重すぎになり32GBがおすすめです。重たい絵をかくとカクカクするでしょう。
16GBの場合、ChromeとPhotoshopを同時立ち上げしただけでもきついです。だから、16GBのPCではクリスタを使っています。PhotoshopはWebの画像をリサイズするぐらいで、それ以外の目的であまり立ち上げません。
昔のPhotoshopは16GBでもある程度快適に動いたのですが、Photoshopはどんどん重たくなる傾向にあります。
個人的にメインのPCは32GBですが、サブのPCは16GBです。やっぱりサブのPCではPhotoshopは重いと感じることがあります。32GBでも今後を見据えるときつそうなので、今から買うなら64GBにします。
クリスタはPhotoshopの1/10ぐらいしかメモリを使いません。低メモリで動くのはクリスタぐらいという認識です。ネームやラフを描く際にWindowsタブレットなどの利用はおすすめです。
OpenGLとDirectXの違い
- OpenGL (Open Graphics Library)
- クリエイターが使用する3DソフトやCADソフト、科学技術系ソフトなどで広く使われるAPI。プラットフォームに依存しにくく、工業系や映像制作で根強い。
- ゲームでも使われる場合はあるが、Windows向けゲームはDirectXが主流であるため、相対的に使用頻度は少ない。
- DirectX (特にDirect3D)
- Windows向けゲームの描画を支える事実上の標準的なAPI。リリースごとに新機能が追加され、リアルタイムレンダリングの最適化が早い。
- ゲーム用グラフィックスカードのドライバーはDirectXでのパフォーマンスを重視している。
- Vulkan
- DirectXやOpenGLに次ぐ次世代APIの一つ。マルチプラットフォーム対応で、ゲーム・3Dソフト双方で使われることが増加している。
ご参考になれば幸いです。
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